2019年1月18日

【探索】2018年8月12日探索の記録

皆さんこんにちは!
TomoKです。

今回は、前回書いた通り、
2018年8月の探索の続きで、
8月12日の伊那市の探索の様子を書きたいと思います。

今回が一連の2018年8月探索の完結編になります。

伊那では県道トレースみたいな探索はしていないので、
前回までよりも内容は薄いかもしれませんが、
いろいろ見てきました。


8月11日の飯田探索が終わり、
JR飯田線に乗って伊那市駅で降りました。
(googleマップ)

伊那市駅すぐのビジネスホテルで1泊し、
日付が変わって8月12日。

ホテルをチェックアウトし、
伊那市駅へ一旦行きます。
伊那市駅
伊那市駅から商店街に通ずる道路
(r208伊那市駅停車場線・後述)を進むと、
すぐに「伊那市駅前」交差点にでます。
r146・r202・r208の交点。

まずr146(南箕輪沢渡線)は駅前を北東・南西に通過します。
駅前商店街のような通りです。
r146は旧R153にあたる。
ここはもともとR153でしたが、
今はバイパス化されて、代わりにr146になっています。

次にr202(伊那駒ケ岳線)は、
この「伊那市駅前」交差点から北西に延びます。
少し行けば、真西に進んで市街地から離れ、
駒ヶ岳の北東で途切れる路線。

r202は起点にヘキサがあります。



そこそこ古めのヘキサ。
背面を見れば、、、

背面シールは枠なし
背面の「長野県」シール。

昭和末期(1986年以降?)から平成にかけての「長野県」シールは、
黒い枠がついているんですが、
(下で登場するR361やr18の背面画像を参照)

枠がないシールはそれよりも古いタイプ。

このタイプのシールの存在は知っていましたが、
生で見たのはここが初めてでした。

ヘキサの書体も、
スプレーヘキサが製造されなくなった直後のものではないか?
多分1980~85年前後ではなかろうか?
(前回のr230のヘキサも同じ時期のものか?)

それより、ヘキサの下の補助標識の背面が、
誰かが勝手に張り付けられたシールで汚い、、、

r202、上のヘキサの位置から伊那市駅方向を臨む
伊那市駅前交差点
(画像自体は探索から伊那市駅に戻る途中に撮影)
↙↗r146 ↖r208 ↘r202
ここからr146を北東に進みます。

R361・r146坂下入舟交差点
(画像自体は探索から伊那市駅に戻る途中に撮影)

少し行くと、
R361が交わる
「坂下入舟」交差点に着きます。

…のはずですが、
この交差点の青看、
右折方向には案内があって、
R361のおにぎりも確認できます。

ですが、なぜか
左折方向に案内がない。


地図では間違いなく左折もR361のはず…

今来た道がR361であるというわけでもない。

バイパス関係の盲腸線というわけでもなさそう。

つまり左折は…

R361坂下入船交差点を左折すると狭路
そう。狭路です。

おそらくさっきの交差点を左折する道路を
できるだけ案内したくないのでしょう。

画像のように赤い橋(小沢川)がかかっていますが、
その手前にR361は右折との案内が出ています。

赤い橋の手前で右折しますと、


路地のようなところに入ります。

このままこの上り坂に上るかと思いきや、
ここを左折です。
案内のヘキサ&矢印が、ガソリン屋ののぼりで見えていませんが…


やっぱり路地…

R361といえば、
かつて伊那谷と木曽を結ぶ区間は自動車の交通が困難で、
その後、林道を国道に暫定認定していた時期がありました。

しかし平成に入って、
「権兵衛トンネル」を含む権兵衛道路などができ、
伊那と木曽の行き来はだいぶ楽になったそうです。

そのR361ですが、
伊那市駅付近にはまだ狭路が残っている状況です。

実は、先ほど出たr202が実質この狭路区間のバイパスになっていて、
北に進むと、そのうち伊那市道にかわりますが、
その市道がR361とこの先交差しています。

R361・r146坂下入舟交差点
では、
r146との「坂下入舟」交差点に戻り、
R361を今とは逆方向(案内の出ていたほう)に
行ってみましょう。

おにぎりが立っています。
(狭路だった側にもおにぎりはあったが、撮り損ねる)




背面には「昭和62年3月25日」とある。
数字の字体がまたイイですね。
昭和62年ですから、30年以上前からこの地を見守ってくれています。

背面の「長野県シール」に
「○月○日」までしっかり記入してあるのも珍しい。

路面状況としては、
こちら側は対向2車線で、
途中に飯田線の踏切がある以外特記すべき事項なし。

飯田線の踏切
やがてR153と交わります。
徒歩だと交差点の下に地下道みたいなのがあるので、
そこを通り抜けます。

R153・R361入舟交差点
今来た方を向いて撮影
天竜川
そのままR361を東へ。

天竜川を渡りまして、
しばらく行くと、
R361・r18・r19「中央区」交差点にでます。

r18(伊那生田飯田線)は前回終点側が登場しましたが、
この交差点が起点です。
r19(伊那辰野停車場線)もここが起点。

R361・r18・r19中央区交差点
r18側には交差点すぐにヘキサがあります。



またヘキサの背面を撮影しました。

画像だと少し不鮮明・ポールが邪魔ですが、
シール上段の「平成元年3月10日」の下、
中段に「118・2」と記されています。

この、中段に番号が書かれているのも初めて。

なるほど、中央の横線(―)は、
上の行(日付)と下の行(「長野県」)を仕切る線ではなく、
中段の左右を仕切る線だったようです。

この横線の左右に何か書いてあるものを
今まで見たことがないので、
これは新発見です。

「118・2」の番号はいったいなんでしょう?
単なる標識番号でしょうか?
この番号の表すものはよくわかりません。



r19・中央区交差点のほど近く
今度はr19側。

こちらはしばらく行ってもヘキサがありません。

で、r19は見に行くものがあったので、
1.5kmほど頑張って歩いて行きました。

そこまでして行く価値があるかどうかは
わかりませんが、でも、、、



個人的には、伊那に来たからには
この残存をこの目で確かめたかった(!?)

直進方向のヘキサに書いてある019

佐久の方に長野r68という1本の県道があるんですけど、
そこには「068」と書かれたヘキサが何本か立っている
という情報を耳にしていました。

この「019」の青看の存在はストリートビューで知っていたんですが、
前も書いた通り、南信は北信生まれにとっては、
行く機会がなかなかないんですよね。

それで伊那に来る機会が今回できたので、
ここまで撮影に来たわけです。

撤去されてなくてよかった~~~!

(ちなみにこの記事をかきながら、ふとr18側をストリートビューで探ってみたら、
やはり「中央区」交差点から1.5kmほどの場所に、018」の書かれた青看があるらしいです。
こちらは残存確認ができていませんが、ストビュの情報が2017年12月なので、
高確率で残存していると思います。)

そんなわけで、お目当てが見られたところで、
探索から戻るべく伊那市駅へ。

実は戻るときに道を間違えてしまったんですが、
なんとか伊那市駅に戻れました。

、、、と、忘れてはいけません。

◇◆長野県道208号 伊那市停車場線◆◇

伊那市駅と、さっきの「伊那市駅前」交差点を結ぶ県道。ヘキサなし。
探索最後に(ほぼ)全景を撮影しましたので、ご覧ください。

長野r208(ほぼ)全景
信号のあるところが「伊那市駅前交差点」
と、いう感じで、
伊那市でも(ちょっと内容は薄いが)探索でき、
これで8月10日から3日間にわたる、
私的な目的では自分史上最も長い旅行が幕を閉じました。

個人的には、いろんなことが発見でき、
自然も時々楽しみながらの旅だったので、
非常にいい旅だったと思います。

また、機会とお金があったら、
こんな旅をしてみたいなあ、と思います。

というわけで、
一連の探索日記はこれにてお開きにしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた!

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(長めの追記)

伊那探索ののち、再び飯田線に乗り、
岡谷駅で、2日間にわたる飯田線の旅を終えた。
(本当は辰野までが飯田線で、辰野~岡谷間は中央本線だが)

岡谷駅到着後、すぐに松本行きの列車に乗り換えるはずだった私は、
ある大変なことに気づき(その内容は秘密)、
急きょ予定変更し、その列車の1本あとの列車で長野に行くことにした。
岡谷駅
奥に見える高架は長野自動車道、岡谷JCTの手前あたり

そこで、、、

◇◆長野県道13号 岡谷停車場線◆◇

岡谷駅と、本町1丁目のr14(下諏訪辰野線)とを結ぶ短い県道。

長野r13
ヘキサは、起点→終点向きに1本、
終点→起点向きにもう1本あります。

起点→終点向きヘキサ
終点→起点向きヘキサ
~完~

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