TomoKです。
今回は、前回書いた通り、
2018年8月の探索の続きで、
8月12日の伊那市の探索の様子を書きたいと思います。
今回が一連の2018年8月探索の完結編になります。
伊那では県道トレースみたいな探索はしていないので、
前回までよりも内容は薄いかもしれませんが、
いろいろ見てきました。
8月11日の飯田探索が終わり、
JR飯田線に乗って伊那市駅で降りました。
(googleマップ)
伊那市駅すぐのビジネスホテルで1泊し、
日付が変わって8月12日。
ホテルをチェックアウトし、
伊那市駅へ一旦行きます。
伊那市駅 |
(r208伊那市駅停車場線・後述)を進むと、
すぐに「伊那市駅前」交差点にでます。
r146・r202・r208の交点。
まずr146(南箕輪沢渡線)は駅前を北東・南西に通過します。
駅前商店街のような通りです。
r146は旧R153にあたる。 |
今はバイパス化されて、代わりにr146になっています。
次にr202(伊那駒ケ岳線)は、
この「伊那市駅前」交差点から北西に延びます。
少し行けば、真西に進んで市街地から離れ、
駒ヶ岳の北東で途切れる路線。
r202は起点にヘキサがあります。
そこそこ古めのヘキサ。
背面を見れば、、、
背面シールは枠なし |
昭和末期(1986年以降?)から平成にかけての「長野県」シールは、
黒い枠がついているんですが、
(下で登場するR361やr18の背面画像を参照)
枠がないシールはそれよりも古いタイプ。
このタイプのシールの存在は知っていましたが、
生で見たのはここが初めてでした。
ヘキサの書体も、
スプレーヘキサが製造されなくなった直後のものではないか?
多分1980~85年前後ではなかろうか?
(前回のr230のヘキサも同じ時期のものか?)
それより、ヘキサの下の補助標識の背面が、
誰かが勝手に張り付けられたシールで汚い、、、
r202、上のヘキサの位置から伊那市駅方向を臨む |
伊那市駅前交差点 (画像自体は探索から伊那市駅に戻る途中に撮影) ↙↗r146 ↖r208 ↘r202 |
R361・r146坂下入舟交差点 (画像自体は探索から伊那市駅に戻る途中に撮影) |
少し行くと、
R361が交わる
「坂下入舟」交差点に着きます。
…のはずですが、
この交差点の青看、
右折方向には案内があって、
R361のおにぎりも確認できます。
ですが、なぜか
左折方向に案内がない。
地図では間違いなく左折もR361のはず…
今来た道がR361であるというわけでもない。
バイパス関係の盲腸線というわけでもなさそう。
つまり左折は…
R361坂下入船交差点を左折すると狭路 |
おそらくさっきの交差点を左折する道路を
できるだけ案内したくないのでしょう。
画像のように赤い橋(小沢川)がかかっていますが、
その手前にR361は右折との案内が出ています。
赤い橋の手前で右折しますと、
路地のようなところに入ります。
このままこの上り坂に上るかと思いきや、
ここを左折です。
案内のヘキサ&矢印が、ガソリン屋ののぼりで見えていませんが…
やっぱり路地…
R361といえば、
かつて伊那谷と木曽を結ぶ区間は自動車の交通が困難で、
その後、林道を国道に暫定認定していた時期がありました。
しかし平成に入って、
「権兵衛トンネル」を含む権兵衛道路などができ、
伊那と木曽の行き来はだいぶ楽になったそうです。
そのR361ですが、
伊那市駅付近にはまだ狭路が残っている状況です。
実は、先ほど出たr202が実質この狭路区間のバイパスになっていて、
北に進むと、そのうち伊那市道にかわりますが、
その市道がR361とこの先交差しています。
R361・r146坂下入舟交差点 |
r146との「坂下入舟」交差点に戻り、
R361を今とは逆方向(案内の出ていたほう)に
行ってみましょう。
おにぎりが立っています。
(狭路だった側にもおにぎりはあったが、撮り損ねる)
背面には「昭和62年3月25日」とある。 |
昭和62年ですから、30年以上前からこの地を見守ってくれています。
背面の「長野県シール」に
「○月○日」までしっかり記入してあるのも珍しい。
路面状況としては、
こちら側は対向2車線で、
途中に飯田線の踏切がある以外特記すべき事項なし。
飯田線の踏切 |
徒歩だと交差点の下に地下道みたいなのがあるので、
そこを通り抜けます。
R153・R361入舟交差点 今来た方を向いて撮影 |
天竜川 |
天竜川を渡りまして、
しばらく行くと、
R361・r18・r19「中央区」交差点にでます。
r18(伊那生田飯田線)は前回終点側が登場しましたが、
この交差点が起点です。
r19(伊那辰野停車場線)もここが起点。
R361・r18・r19中央区交差点 |
またヘキサの背面を撮影しました。
画像だと少し不鮮明・ポールが邪魔ですが、
シール上段の「平成元年3月10日」の下、
中段に「118・2」と記されています。
この、中段に番号が書かれているのも初めて。
なるほど、中央の横線(―)は、
上の行(日付)と下の行(「長野県」)を仕切る線ではなく、
中段の左右を仕切る線だったようです。
この横線の左右に何か書いてあるものを
今まで見たことがないので、
これは新発見です。
「118・2」の番号はいったいなんでしょう?
単なる標識番号でしょうか?
この番号の表すものはよくわかりません。
r19・中央区交差点のほど近く |
こちらはしばらく行ってもヘキサがありません。
で、r19は見に行くものがあったので、
1.5kmほど頑張って歩いて行きました。
そこまでして行く価値があるかどうかは
わかりませんが、でも、、、
個人的には、伊那に来たからには
この残存をこの目で確かめたかった(!?)
直進方向のヘキサに書いてある019
佐久の方に長野r68という1本の県道があるんですけど、
そこには「068」と書かれたヘキサが何本か立っている
という情報を耳にしていました。
この「019」の青看の存在はストリートビューで知っていたんですが、
前も書いた通り、南信は北信生まれにとっては、
行く機会がなかなかないんですよね。
それで伊那に来る機会が今回できたので、
ここまで撮影に来たわけです。
撤去されてなくてよかった~~~!
(ちなみにこの記事をかきながら、ふとr18側をストリートビューで探ってみたら、
やはり「中央区」交差点から1.5kmほどの場所に、「018」の書かれた青看があるらしいです。
こちらは残存確認ができていませんが、ストビュの情報が2017年12月なので、
高確率で残存していると思います。)
そんなわけで、お目当てが見られたところで、
探索から戻るべく伊那市駅へ。
実は戻るときに道を間違えてしまったんですが、
なんとか伊那市駅に戻れました。
、、、と、忘れてはいけません。
◇◆長野県道208号 伊那市停車場線◆◇
伊那市駅と、さっきの「伊那市駅前」交差点を結ぶ県道。ヘキサなし。探索最後に(ほぼ)全景を撮影しましたので、ご覧ください。
長野r208(ほぼ)全景 信号のあるところが「伊那市駅前交差点」 |
伊那市でも(ちょっと内容は薄いが)探索でき、
これで8月10日から3日間にわたる、
私的な目的では自分史上最も長い旅行が幕を閉じました。
個人的には、いろんなことが発見でき、
自然も時々楽しみながらの旅だったので、
非常にいい旅だったと思います。
また、機会とお金があったら、
こんな旅をしてみたいなあ、と思います。
というわけで、
一連の探索日記はこれにてお開きにしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまた!
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(長めの追記)
伊那探索ののち、再び飯田線に乗り、
岡谷駅で、2日間にわたる飯田線の旅を終えた。
(本当は辰野までが飯田線で、辰野~岡谷間は中央本線だが)
岡谷駅到着後、すぐに松本行きの列車に乗り換えるはずだった私は、
ある大変なことに気づき(その内容は秘密)、
急きょ予定変更し、その列車の1本あとの列車で長野に行くことにした。
岡谷駅 奥に見える高架は長野自動車道、岡谷JCTの手前あたり |
そこで、、、
◇◆長野県道13号 岡谷停車場線◆◇
岡谷駅と、本町1丁目のr14(下諏訪辰野線)とを結ぶ短い県道。長野r13 |
終点→起点向きにもう1本あります。
起点→終点向きヘキサ |
終点→起点向きヘキサ |
~完~
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