2018年12月15日

【県道探索】2018年8月11日探索の記録(2)

皆さんこんにちは!
TomoKです。

また1週間空きましたが、
今日も前回の続きを書きたいと思います。

前回
豊橋から飯田線で飯田に着いたところ(&長野r21)
までだったと思います。

r21終点、中央通り3・4丁目。
R151の起点であり、なおかつ長野県道4本の起終点。
(このあたりのGoogleマップ)

私は北信(長野市周辺)の人間で、
南信(飯田・伊那周辺)に行く機会は北信よりも少ないので、
この付近でおにぎりやヘキサをとるのはいい機会。

まずr15(飯島飯田線)へ入ります。
R151は南東へ延びていて、R15は北東に延びます。

長野県道15号(飯島飯田線)
今のR153の前身(旧三州街道)らしい
少し進むと、ラウンドアバウトがあります。

東和町ラウンドアバウト


画像左上:道路標識「環状の交差点における右回り通行」と環道内優先を促す看板
右上:「ゆずれ」の法定外表示
左下:南方向(今来たのとは逆)を向いてほぼ全景
右下:横断歩道には「みぎをみよう」のサイン

ラウンドアバウトはつい5年ほど前の道交法改正で
「環状交差点」として通行方法などが規定されました。
(施行はそれから1年後、今から4年前)

ラウンドアバウト自体は世界中に存在するのですが、
日本の現代的なラウンドアバウトの先駆けになるのが、
この「東和町ラウンドアバウト」と、
ここよりさらに北にある「吾妻町ラウンドアバウト」です。

もともと、吾妻町のほうは円形交差点(ロータリー)でして、
東和町のほうは普通の信号交差点でした。

2010年に吾妻町のロータリーで、ラウンドアバウトの社会実験が行われまして、
2011年にそちらはラウンドアバウトとして整備されました。

そして2013年には、こちらの東和町の方で、
信号を撤去してラウンドアバウトとして整備されました。

この2013年の
「もともとあった普通の信号交差点を、ラウンドアバウトに転換する」
という事例は、この東和町のものが日本初になるそうで、
近くの公園にはその概要が書いてある看板がありました。



まさに、飯田市はラウンドアバウト発祥の地とも言えるでしょう。

ちなみにこのあたりの詳しい経緯は
飯田市のホームページに掲載されておりますので、
ご参考までに。

さて、東和町ラウンドアバウトから引き返します。

左:長野r15ヘキサ
右:r15終点の標識。終点の補助標識は飯田建設事務所管内に多い。

中央通り3・4丁目交差点に戻り、
とりあえずR151を南東へ。
(r8は飯田駅に戻るときにヘキサを撮影したので公開は次回)

中央通り2・3丁目交差点からはR256が重複する
中央通り2・3丁目交差点では
R256が南(写真の右手の道路)からやってきて、
ここからはR256が重複します。



このR151・R256の重複区間には、
「おにぎりのお団子」が何本か立っています。
実は飯田市に降り立った理由の1つがコレ。

この付近のR151はもともとR153でして、
前回お話しした通り、
R151の起点が国道上でない理由は、おそらくその名残ではないか?
と思います。


上のおにぎりの背面には

長野県(正確には県内の建設事務所)が標識を設置した証となる
「長野県」シールが貼ってあり、
右の画像だと見づらいですが、
「昭和61年」と書いてあります。

R256のおにぎりの方は新しく、
シールはありませんが、
R153バイパスが平成に入ってから完成しているので、
もしかするとR256のおにぎりが設置される前は、
R151とR153のおにぎりだったのかもしれません。あくまで妄想だが、、、

さて、このR151・R256重複区間を
さらに東に進みます。
飯田市街地は小高い丘のようなところにあるので、
このあたりは坂になっています。



途中には、右の画像のような古いキロポストを発見。
たぶんR151のものだと思います。

またしばらく歩くと、松川を橋で渡ります。
その名も新飯田橋。
新飯田橋があるってことは、旧の飯田橋もあるのだろうか?
新飯田橋から松川(下流方向)
この橋を渡ったところで、r18(伊那生田飯田線)が交わります。

r18が分岐する新飯田橋交差点
R151・R256は左斜め前。r18は左折


右画像のように、
現地ではr18がこの新飯田橋交差点が終点であるように書かれています。

しかし正確には、r18はここからR151に重複していて、
中央通り3・4丁目交差点(R151起点)まで続いています。

まあ普通に道路を使う分には
新飯田橋交差点のR151おにぎりは
少しでかい。
実質この交差点が終点みたいなもんですが。

R151はこの新飯田橋を左斜め前の方向へ進みます。
新飯田橋の手前カーブでいったん南に向きを変えますが、
ここで南東向きに戻ります。

やがて、R153バイパスが見えます。
飯田駅から2.6km。

R153バイパス(側道)との東鼎交差点
R153はこの交差点で管轄が変わり、
ここから北(塩尻伊那方面)は長野県管理、
ここから南(名古屋豊田方面)は国土交通省管理(=指定区間)です。
向こうに見える高架が飯田バイパス(通称『アップルロード』)で、
R151が交わっているのはその側道のようなところ。
ここを右折すると飯田バイパスに入り、
飯田市街地を南に抜けて飯田インターにつながります。

左折はその飯田バイパスの旧道にあたる道ですが、
まだ国道の指定を受けています。
飯田バイパスのできる前、ここがR153としての指定を解かれる前は、
この交差点を左折して伊那方面へ北上する経路だったそうです。

で、とりあえずR151・R256はここまで。
ここから元来た道を戻るのも趣を感じないので、
別の経路で戻りました。

で、その経路はここをまず右。



アップルロードとR151を接続する側道。
おにぎりのポールには
「国土交通省」のシールが。
側道部分も含めて国土交通省(このあたりは飯田国道事務所)が
管理しているようです。

で、本題の「帰り道」は、こちら。

ここを右折。歩行者の特権行使。
この側道に接続している生活道路っぽい道路。
R153は中央にポールがあるせいで、
車両だと、この方向からこの道には入れません。
(R151から入ることは可能)

この日は歩いているので、
歩行者の特権を使ってこの道を歩いて行きます。

長いので、この帰り道の行方は次回にします。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回。

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