TomoKです。
また1週間空きましたが、
今日も前回の続きを書きたいと思います。
前回は
豊橋から飯田線で飯田に着いたところ(&長野r21)
までだったと思います。
r21終点、中央通り3・4丁目。
R151の起点であり、なおかつ長野県道4本の起終点。
(このあたりのGoogleマップ)
私は北信(長野市周辺)の人間で、
南信(飯田・伊那周辺)に行く機会は北信よりも少ないので、
この付近でおにぎりやヘキサをとるのはいい機会。
まずr15(飯島飯田線)へ入ります。
R151は南東へ延びていて、R15は北東に延びます。
長野県道15号(飯島飯田線) 今のR153の前身(旧三州街道)らしい |
東和町ラウンドアバウト |
画像左上:道路標識「環状の交差点における右回り通行」と環道内優先を促す看板
右上:「ゆずれ」の法定外表示
左下:南方向(今来たのとは逆)を向いてほぼ全景
右下:横断歩道には「みぎをみよう」のサイン
ラウンドアバウトはつい5年ほど前の道交法改正で
「環状交差点」として通行方法などが規定されました。
(施行はそれから1年後、今から4年前)
ラウンドアバウト自体は世界中に存在するのですが、
日本の現代的なラウンドアバウトの先駆けになるのが、
この「東和町ラウンドアバウト」と、
ここよりさらに北にある「吾妻町ラウンドアバウト」です。
もともと、吾妻町のほうは円形交差点(ロータリー)でして、
東和町のほうは普通の信号交差点でした。
2010年に吾妻町のロータリーで、ラウンドアバウトの社会実験が行われまして、
2011年にそちらはラウンドアバウトとして整備されました。
そして2013年には、こちらの東和町の方で、
信号を撤去してラウンドアバウトとして整備されました。
この2013年の
「もともとあった普通の信号交差点を、ラウンドアバウトに転換する」
という事例は、この東和町のものが日本初になるそうで、
近くの公園にはその概要が書いてある看板がありました。
まさに、飯田市はラウンドアバウト発祥の地とも言えるでしょう。
ちなみにこのあたりの詳しい経緯は
飯田市のホームページに掲載されておりますので、
ご参考までに。
さて、東和町ラウンドアバウトから引き返します。
左:長野r15ヘキサ
右:r15終点の標識。終点の補助標識は飯田建設事務所管内に多い。
中央通り3・4丁目交差点に戻り、
とりあえずR151を南東へ。
(r8は飯田駅に戻るときにヘキサを撮影したので公開は次回)
中央通り2・3丁目交差点からはR256が重複する |
R256が南(写真の右手の道路)からやってきて、
ここからはR256が重複します。
このR151・R256の重複区間には、
「おにぎりのお団子」が何本か立っています。
実は飯田市に降り立った理由の1つがコレ。
この付近のR151はもともとR153でして、
前回お話しした通り、
R151の起点が国道上でない理由は、おそらくその名残ではないか?
と思います。
上のおにぎりの背面には
長野県(正確には県内の建設事務所)が標識を設置した証となる
「長野県」シールが貼ってあり、
右の画像だと見づらいですが、
「昭和61年」と書いてあります。
R256のおにぎりの方は新しく、
シールはありませんが、
R153バイパスが平成に入ってから完成しているので、
もしかするとR256のおにぎりが設置される前は、
R151とR153のおにぎりだったのかもしれません。あくまで妄想だが、、、
さて、このR151・R256重複区間を
さらに東に進みます。
飯田市街地は小高い丘のようなところにあるので、
このあたりは坂になっています。
途中には、右の画像のような古いキロポストを発見。
たぶんR151のものだと思います。
またしばらく歩くと、松川を橋で渡ります。
その名も新飯田橋。
新飯田橋があるってことは、旧の飯田橋もあるのだろうか?
新飯田橋から松川(下流方向) |
r18が分岐する新飯田橋交差点 R151・R256は左斜め前。r18は左折 |
右画像のように、
現地ではr18がこの新飯田橋交差点が終点であるように書かれています。
しかし正確には、r18はここからR151に重複していて、
中央通り3・4丁目交差点(R151起点)まで続いています。
まあ普通に道路を使う分には
新飯田橋交差点のR151おにぎりは 少しでかい。 |
R151はこの新飯田橋を左斜め前の方向へ進みます。
新飯田橋の手前カーブでいったん南に向きを変えますが、
ここで南東向きに戻ります。
やがて、R153バイパスが見えます。
飯田駅から2.6km。
R153バイパス(側道)との東鼎交差点 |
ここから北(塩尻伊那方面)は長野県管理、
ここから南(名古屋豊田方面)は国土交通省管理(=指定区間)です。
向こうに見える高架が飯田バイパス(通称『アップルロード』)で、
R151が交わっているのはその側道のようなところ。
ここを右折すると飯田バイパスに入り、
飯田市街地を南に抜けて飯田インターにつながります。
左折はその飯田バイパスの旧道にあたる道ですが、
まだ国道の指定を受けています。
飯田バイパスのできる前、ここがR153としての指定を解かれる前は、
この交差点を左折して伊那方面へ北上する経路だったそうです。
で、とりあえずR151・R256はここまで。
ここから元来た道を戻るのも趣を感じないので、
別の経路で戻りました。
で、その経路はここをまず右。
アップルロードとR151を接続する側道。
おにぎりのポールには
「国土交通省」のシールが。
側道部分も含めて国土交通省(このあたりは飯田国道事務所)が
管理しているようです。
で、本題の「帰り道」は、こちら。
ここを右折。歩行者の特権行使。 |
R153は中央にポールがあるせいで、
車両だと、この方向からこの道には入れません。
(R151から入ることは可能)
この日は歩いているので、
歩行者の特権を使ってこの道を歩いて行きます。
長いので、この帰り道の行方は次回にします。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
また次回。
0 件のコメント:
コメントを投稿